◆ すべてが原点回帰 ◆
Ob-la-di,ob-la-da life gose on brah La la how the life gose on
オブラディ オブラダ 人生は続くよ ララ 人生は続いてく
今回の新型ステップワゴンのCM曲、 Ob-la-di,ob-la-daは言わずもがな ビートルズの名曲が採用されています。
おおまかな曲の世界観は・・・・
市場で働くデスモンドさん(男性)と バンドでボーカルをしているモリーさん (女性)の出会いから結婚、人生を歌って います。
そして、その中で2人の子供たちが庭を 走り回る様子も描かれています。
このような歌詞の世界観もあり、1997年、 当時、博報堂でアートディレクターをしてい た佐藤可士和氏の出世作のCMとして有名な 初代ステップワゴンのテーマ曲としても採用 され、今回も採用されたのでしょう。
このCMコンセプトの通り、ステップワゴン は家族のクルマという価値観、とくに子供と 一緒にどこ行こう?とキャッチコピーで 鮮烈なデビューを果たしました。
その後、低床化・低重心化や車体を少しコン パクト化して走りに方向性を振った3代目で は苦戦を強いられました。
そして、4代目では再び車体を大型化し、 一時期はミニバン1位のセールスに返り咲き ました。
そして、先代の5代目では「わくわくゲート」 という新しい提案で、こんにちに至ります。
初代ステップワゴンの登場以来、ライバルメ ーカーもさまざまなミニバンを発表しました が、淘汰のすえ、現在では3つのメーカー から出ているミニバンがみなさんが良く 比較検討される車種となっています。
ここ最近、ステップワゴンは販売台数面では、 ライバルに対して苦戦を強いられていました。 その理由はいろいろとあると言われていますが、 6代目の新型ステップワゴンは初心に返って、 ミニバンとは何か?の価値観を深めています。
ではミニバンに求められる価値観とは何で しょうか? 広々とした室内空間、快適な乗り心地、 沢山の荷物を積載できるスペース、 そして人によっては、自身の趣味のため の道具としての使い勝手と言うことも あるでしょう。
では、すべてのミニバンがこれらの要件 を満たしているかと言うといろいろな パーツのレイアウトであったり、コスト の問題であったり、そして開発の理念が あるので、なかなか難しいと思います。
そう言うなかで、今回のステップワゴン は、初代が目指した、広い室内空間、 快適な乗り心地、沢山の荷物を積載 できるスペースを、「いま」世の中 が求めている高いレベルで実現した クルマのなっています。
室内空間はホンダミニバンで最大の広さ になっていますし、静粛性に及んでは、 オデッセイをしのぐ静けさを実現して います。
そして最近のホンダ車に共通するスムーズ な走行感覚、同乗者が酔いずらい足回りや ハンドリング、そして試乗の時に体感でき ないかも知れませんが、オーバースピード でカーブに進入したときの挙動の安定感や 時速60km以上で走行した際の2列目フ ロアの微振動の無さは、ライバル車との 比較を是非して頂きたいポイントでありま す。
このように「いいクルマ」を実直に求めて 設計した新型ステップワゴン、実車でその 良さを確かめて頂きたいと思います。
余談ですが、私が小学生の時に出会った お客さまの息子さんが、私との出会いを きっかけに、いまでは本田技術研究所で トランスミッションの設計をしています。 その彼が、今回のステップワゴンの設計 にも携わっていて、先週、私からステッ プワゴンを購入頂きました。 同じステップワゴンの開発チームのメン バーが何人も新型ステップワゴンを購入 されているそうです。 開発に携わった方が、待ちきれずに販売 店で直接購入するくらいの自信作にして 最高のミニバンに仕上がっているそうで す。
今回は営業の岩井が担当しました。
ちなみに今回のステップワゴン、 隠れステップワゴンが沢山ある そうです。 上の写真は私が見つけた歴代 ステップワゴンのイラスト です。 他にもまだあるそうなので、 探してみると面白いと思いま す。 |